雲のむこう、約束の場所

【紹介文】
   自主制作のアニメーション『ほしのこえ』が大きな話題を呼び、一躍アニメ界の注目株となった新海誠が、満を持して発表した長編アニメーション第一作。日本が南北に分断されたもう一つの戦後の世界を舞台に、二人の少年の友情、そして“眠り続ける少女”との約束の顛末が描かれる。
   SF的世界観を背景としつつも、それを的確に提示すると言うよりは、その中で営まれる日常を思春期独特の感覚を通して表現することに軸足を置いた作風は、『ほしのこえ』の延長線上にあると言えるだろう。風景描写の美しさと、それを効果的に使って物語に空気感を持たせるやり方は文句なく巧み。少年と少女の約束の成就がそのまま“世界を救う”ことになる展開はいささか甘すぎるきらいもあるが、ある種のジュヴナイルと考えれば十分に納得がいく。全体を貫く清冽さに身を委ねたい1本だ。(安川正吾)

【評価】 平均評価: 4.0/ 総数: 147件
[1点] 役不足
この物語に新海氏の絵は勿体無い。
新海氏の絵でごまかそうとしているのが非常に腹が立った。
新海氏の絵を楽しみたい方は見るべき。物語には期待しないこと。 (2008-05-23)
[3点] 静かな空気を感じる作品
不思議な空気を感じる作品で雰囲気は好きだが、作品としてはオリジナリティの乏しさを感じる。
謎の塔は「Halo」、手作りヒコーキは「ナディア」、画面構成は「エヴァ」、設定は「ソラリス」や両国の開戦は「王立宇宙軍」を思い出させるなど、何かどこかで観たことがあるような映像や設定によって構成されている。

ジブリの宮崎アニメにも使い回しの設定が多いが、彼の場合はそれを天才的なイマジネーションから別のものへと昇華させてオリジナリティを出しているのと共に、設定の巧みさ、動かす技術が卓越しているのでルパンの塔から塔へのジャンプなど絶対に不可能な動きでも「出来るのでは?」と錯覚させるリアリティがあるし、フィアットは改造すればあのようなエンジンが積めるのでは?と思ってしまう。

対して本作にはそうしたオリジナリティと作画力が不足しているので、非常に良くできて同人アニメっぽさも感じる。
例えば水へ落下するシーンなどあの高さからあの水深の水へ落ちれば両足骨折は間違いない…し、ラストの飛行シーンもあり得ない。全体的に「ウソ?」と思ってしまうリアリティ不足がある。

様々な要素を詰め込んだ結果、監督の主張の軸がぶれていて、本題が何かよく分からない作品となったのが残念。

今後、視聴者を驚かせるような監督のオリジナル要素に期待している。 (2008-05-21)
[4点] 行き着くところはひとつ。
「秒速5センチメートル」を見てから、この作品に出会いました。

大まかに前半後半に別れたストーリーの中に、ずっと続く3人の想い。そして取り巻く世界。監督独特の世界観が広がります。

エンディングはなんとなくもの足りなさを感じましたが、他の方がおっしゃっているように2度3度見て納得する作品なのでしょう。

声優陣に役者さんを起用されていますが、実年齢とまったくギャップは感じませんでした。その話し方にどんどん引き込まれていきました。 (2008-05-17)
[3点] もう一度観たら違う感想になりそうだけど…
何の予備知識もなく、この作品を観ました。
背景とか見ててなんの疑いもなく現代の話だと思っていたら、蝦夷という
言葉が出てきてまず戸惑いました(笑)
もうちょっと説明してほしかったです。
物語の世界観がいまいち掴めず、盛り上がる場面も流して観てしまって
惜しいなぁと。
映像も声優さんたちも好きなので、機会があれば改めて観ようと思います。 (2008-05-01)
[5点] 愛を貫ぬいたメルヘン。
宮沢賢治の『永訣の朝』の朗読から始まる。
最初の構想がすごい。日本分断。本州と北海道が分断され占領されているという敗戦後、ありえる事態であった。
本州側はアメリカ、北海道は蝦夷と呼ばれ、ユニオンが占領している。しかし、蝦夷には不思議な塔がたっている。塔は不思議な力によって護られているのである。アメリカにより占領されている側の少年二人と少女一人が飛行機をつくり、一緒に塔に行きたいと行動開始。飛行機を自らの手で作っていく。
さて、少女はある時から忽然と消えた。少年の一人に消えた彼女の夢が現れてくる。毎日、毎日。夢が現実なのか現実が夢なのか曖昧になっていく。
少年と少女は会う。少女は中学校3年生の時から眠り続けていたのだ。二人は、昔、約束した蝦夷に一緒に行くことを確認する。少年は青森に戻り、少年と少女は蝦夷に向かった。少女は目が覚めた。
その後の話は どうでもいい。
宮沢賢治と妹トシの関係を思い出す。
こんな美しい絵を描き動かす人に感謝したい気持ち一杯。 (2008-03-20)
【関連商品も見たい!】
 ・ ほしのこえ(サービスプライス版)
 ・ 雲のむこう、約束の場所 メモリアル特典BOX
 ・ 秒速5センチメートル 通常版
 ・ ほしのこえ
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Tag : 吉岡秀隆 萩原聖人 南里侑香 石塚運昇 井上和彦

劇場アニメーション「雲のむこう、約束の場所」 Blu-ray Disc


【評価】 平均評価: 4.0/ 総数: 7件
[3点] SFかファンタジーか恋愛か?ごった煮の感がある不思議作品
不思議な空気を感じる作品で雰囲気は好きだが、作品としての出来映えは2〜3程度。
謎の塔は「Halo」、手作りヒコーキは「ナディア」、画面構成は「エヴァ」、設定は「ソラリス」を思い出させるなど、何かどこかで観たことがあるような映像や設定によって構成されている。

ジブリの宮崎アニメにも使い回しの設定が多いが、彼の場合はそれを天才的なイマジネーションから別のものへと昇華させてオリジナリティを出しているのと共に、設定の巧みさ、動かす技術が卓越しているのでルパンの塔から塔へのジャンプなど絶対に不可能な動きでも「出来るのでは?」と錯覚させるリアリティがあるし、フィアットは改造すればあのようなエンジンが積めるのでは?と思ってしまう。

対して本作にはそうしたオリジナリティと作画力が不足しているので、非常に良くできて同人アニメっぽさも感じる。
例えば水へ落下するシーンなどあの高さからあの水深の水へ落ちれば両足骨折は間違いない…し、ラストの飛行シーンもあり得ない。全体的に「ウソ?」と思ってしまうリアリティ不足がある。

様々な要素を詰め込んだ結果、監督の主張の軸がぶれていて、本題が何かよく分からない作品となったのが残念。

今後、視聴者を驚かせるような監督のオリジナル要素に期待している。 (2008-05-21)
[3点] 映像美はさすが
新海誠監督によるオリジナルアニメーション。
映像は綺麗です。
フィルムグレイン処理はありませんのでくっきりと鮮明な映像。
作画の出来としては「秒速5センチメール」のほうが高い気がしますが、それでも作り込みはすごいです。
その細かい描写を丁寧かつしっかりと再現しています。
輪郭もキリッとしていますし、破綻する箇所も皆無。
他のBDアニメ作品と比べてもかなり綺麗に感じる事ができます。
やはり高い水準の映像美です。
音は中々。
高音がよく伸び通る音です。
澄んだ綺麗な音の広がりが実によい。
低音部分は作品的に弱いのと、サラウンド感が思ったより全然感じなかったのですが、音自体は楼質。
セリフ部分も聞き取り易いですしいい音質だと思います。
内容は架空の日本を舞台にしたアニメ。
困ったのが設定の分かりにくさ。
舞台が日本でありながら、架空の世界を描いておりますので時代背景や設定などついていくのが大変です。
さらに展開的にも難解な箇所が多いので、疑問系を抱きつつ見てしまう事に。
とは言え、相変わらずの綺麗で独特な空気感のある映像は大変よく引き込まれます。
とにかく内容の好みはかなり別れそう。
自分はラストも含めて、なんだったのか、何故なのか、という疑問ばかり浮かんでしまい消化不良でした。
特典はHD画質で予告や特報のみ。
パッケージ内には8Pのブックレットなど同梱されており中々。
映像の美しさはさすがですが、内容は好みが別れる作品だと思います。 (2008-04-21)
[3点] 長い
映像の作りこみ、ディテールのこだわりはすばらしいものがある。
が、話が長い。
ストーリーの本筋や舞台設定、クライマックスの描き方など、かなり良いのだが、
とにかく中だるみがはげしい。
作家性の強い作品なので、口を出しにくいかもしれないが、周囲はもっと口をはさんだほうがいい。
あと、キャラの書き分けをもっとハッキリしないと、だれがだれなんだか、わからなくなる場面が多い。
声優も微妙に声質が似ている布陣になっているので、よけいにややこしい。
新海作品は背景も照明もグラデーションが多いので、マッハバンド嫌う方はBDで見るといいかもしんないけど、
そもそも製作工程において、8bit処理されたものが最終ソースであるならば、BDで見る価値あるか微妙。
まあ、それはどのアニメにもいえるんですけど。 (2008-04-17)
[5点] 待っていました。
内容は映像もストーリーも見事で期待に違わぬすばらしい出来でした。
また、声優のキャスティングも良いです。

やっとBD版が出ますって感じですが、
場面一つ一つが絵画の様な美しさと演出をより楽しみたいのなら、
やっぱりDVDよりもBDが断然良いです。

BD環境の整った方には
劇場で見てても、DVDで見てても、
改めてBD版で見ることをお勧めいたします。

(2008-04-12)
[5点] ほしのこえ から新海監督大好きです。
BDは画質だけではなく音声も繊細なので
バイオリンの音も気になります。かなり
DVD版でもこだわりを感じたので、それ
がBDだとどうなるのか期待してます。
ただCGはDVDだと少しあらく感じたので
BDの画質処理にはかなり期待してます。
個人的には、青春の恋か、主人公の語りとか
この作品見てるとなんか胸が苦しくなります。
この二人はこれからどうなるのだろう、とか。
(2008-03-07)
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Tag : 吉岡秀隆 萩原聖人 南里侑香 石塚運昇 井上和彦

ALWAYS 三丁目の夕日 豪華版

【紹介文】
   昭和33年。東京の下町の自動車修理工場に、集団就職で青森からひとりの少女が就職してきた。六子は大きな会社を期待していたが、小さな工場でガッカリ。それに怒った社長の則文だが、やがて六子は則文の妻トモエや息子の一平らと仲良くなり、一家になじんでいく。一方、売れない作家の茶川は、飲み屋のおかみのヒロミから、親に捨てられた少年・淳之介を押しつけられ、一緒に生活することに。最初はけむたがっていたが、淳之介が自分が原作を書いている漫画のファンだと知り、次第に距離が縮まっていく。そんなとき、淳之介の本当の父親が現れ…。
   東京タワーが完成し、白黒テレビが出始めた昭和30年代を舞台に、人情味溢れる下町の人々の心温まるエピソード満載の感動作。堤真一(工場の社長)薬師丸ひろ子(社長の妻)吉岡秀隆(作家)小雪(飲み屋のおかみ)など人気と実力を兼ね備えた役者陣も好演だが、一平演じる小清水一輝のヤンチャさ、淳之介演じる須賀健太のけなげさが、この映画のチャームポイント。また下町の人情がホノボノと胸を打つゆえに、後半のさまざまな別れには泣かされっぱなしだ。昭和の景色を再現したCGも見事だが、やはり映画は映像だけでは語れない。人々のやさしさに、心の清らかさに触れることのできる原作(西岸良平の同名漫画)のハートを山崎貴監督がきちんと映し出したからこそ、感動できる映画に仕上がったといっても過言ではないだろう。(斎藤 香)

【評価】 平均評価: 4.5/ 総数: 105件
[4点] ALWAYSの意味とは
昭和30年代の東京下町が舞台の古き良き時代を思わせる物語。
原作は「夕焼けの詩」というタイトルで、「こち亀」や「サザエさん」のように1話完結で構成される。
「三丁目の夕日」という名称は、舞台が三丁目に変わったコミックス3巻あたりから付いている副題。
そして今回の映画化にあたって、原作にはない「ALWAYS」がタイトルに加わった。
今回作品を鑑賞するにあたって最も重要な語といってもよさそうな「ALWAYS」だが、
多くの感想を見聞きしているうちに「意味が分からなかった人が意外に多いのではないか」という気がしてきた。
ここは絶対に落とすわけにはいかないところだと思うのだが。

ALWAYSは辞書的な意味では「ずっと;常に」といった感じだろうか。
原作にないタイトルなので、映画製作者が原作から一歩進んで伝えたかったのだろう。
ALWAYSとは何を指していたのか。
作品を最後まで観れば本当は分かるようになっている。

映画のストーリーは原作のつまみ食いのような感じで、
それだけで終わってしまっては単なる原作へのリスペクトになり、個人的には面白くもなんともない。
また、CGやミニチュアを使って昭和33年を見事に再現していて、製作者も相当力を入れたことがうかがえる。
重要な見所の1つだろう。
それでも、ALWAYSが指していたものは(運や偶然も味方したようだが)なんと実写を使っているようだ。
やはり本当の感動どころはALWAYSにあると言いたい。

ヒント:
DVDなのでもちろん英語字幕を表示させることもできる。
その最も重要なシーンである人物が最も重要なセリフをしゃべるのだが、
ちゃんとその字幕の中には「always」が含まれている。
当時の昭和が描かれると「あれも変わった、これも変わった」と懐古的に感動する。
でも、ずっと変わらないものもあるなら、それはもっと素敵だよね、ということ。

こちらの豪華版ではファン向けにちょっとした特典が付いている。
通常版との価格の差を考えると特典を考慮してもやや割高な気がするが、
「昭和玉手箱」は(後に価値が出るかもしれないので)あえて未開封でとってある。 (2008-03-16)
[4点] 1958年の東京
1958年=昭和33年。自分はまだこの世に存在しなかった。堀北真希の役が戦争直前の1940年生まれで、2008年現在で68歳。堤真一や小雪、薬師丸ひろ子らは80〜90歳代だろう。この映画が大ヒットしたのは、団塊世代が子供だったころのノスタルジーに浸れるからだ。団塊からみてもホンモノの昭和33年が描かれているのだろう。「あの当時はよかったなあ」的視点で作られており、またいくつかの家族(三種の神器が変える家庭や貧乏生活の作家、高年収そうだが大空襲で妻子を亡くした医者、借金取りから逃げる女 など)の姿を描くことにより、現実感を高めている。昭和の10年代も前半は非常に楽しい世の中だったという。そこにはいずれも「狭いながらも楽しい我が家=家族団欒」があった。いまはプライバシーだ、子供用個室だ、塾だとみんな離れ離れ。空襲がないだけで、この空虚感は大東亜戦争時と変わらないのではないか。なぜだか涙が溢れてくるのは、その空虚さに対する我々現代人の答えだろう。続編には個人的には反対だが、各家族の「その後」も見てみたい気はする。この世界観はNHK連続テレビ小説でも月9でも出すことはできない。2時間のタイムスリップこそ映画の醍醐味だから。 (2008-02-11)
[4点] 感動させすぎ!
オラぁ〜星野六子だす〜。

ドライアイでお困りの方必見でございます。
なにこの映画泣くところばっかじゃない。
分かるんだいかにもお涙頂戴の話並べやがって。
分かってるんだ分かちゃいるけど最初から最後まで涙ボロボロ〜〜〜。

東京タワー見えるから山の手の話じゃないこれ。
昭和30年代当時下町はこんなに美しい日本じゃなかったぞってかのKTさんが言ってたぞ。

でもオープニングの路面電車が出てくるCGの映像はさすがにすごいな。 (2007-12-03)
[4点] 思い出は常に美しい
思っていたより良い映画だった。

賛否両論あるようだが、平成に生きる日本人が考える「昭和の情景」を願望充足的に映像化することに見事に成功している。

これは宣伝文句が謳う様な「当時の日本人の生活を忠実に再現した映画」などでは決してない。
日々の生活に疲れた人々が、心のフィルターを濾過して作り上げた「幸福だったあの頃」にもう一度戻りたいという願望を満たすための映画である。
「ぼくのなつやすみ」という子供時代の夏休みを追体験するプレステの人気ソフトがあるが、それと同じジャンルの作品と言えよう。

私自身は昭和四十年代の生まれだし東京育ちでもないが、この映画を見ているうちにいつの間にか子供時代を思い出していた。
時間の流れは今より緩やかで、雨上がりの空も夕餉の支度の匂いも何もかもが色濃く、明日は今日よりも良い一日の様な気がしていたあの頃。
人々は日々の暮らしに感謝し、季節の行事を大切にし、豊かではなくとも皆がお互いを助け合い生きていた。

…それは今振り返るからこそそう思うのであって、その時代にはもちろんその時代の悲しみや苦しみが当然ながらあったし、決して善人ばかりでもなかった。
しかしそうやって作り上げられた「美しい思い出」を心の拠り所として人々は生きているのである。

ゆえに「あの時代を美化し過ぎている」という批判は的外れである。もしリアルな「あの時代」を知りたければ、NHKの映像アーカイブスを見れば良い。
「思い出は常に美しい」のだ。

エピソード自体は「男はつらいよ」の総集編の様な人情噺の寄せ集めで特に目新しいものは無く、
出演者もあの時代の日本人にしてはスマートでやや小綺麗な感は否めないが、それも「美しい思い出」を彩る舞台装置としては必要十分なものであった様に思う。

評論家や映画通を唸らせる映画ではないと思うが、「美しい思い出」を追体験したい人にとっては老若男女楽しめる作品。
一人見て感傷に浸るも良し、家族で見て涙するのも良しである。 (2007-10-08)
[5点] テーマパークの様な作品
原作のコミックは読んでないので全く先入観なく観ました。最近、なかなか心にのこる作品が無かったので、私にとって久々のヒット作です。配役から子役君たちをふくめた俳優陣の演技、背景としてのCG等どれも素晴らしく、物語的には、どうと言う事のない日常を描きながら何度も感動させてくれます。しかしそれより何よりこの映画の持つ何とも言えない素朴で暖かい世界に引き込まれ、現実をしばし忘れ何時まででもそこに居たくなるような至福の時間をすごせる、あたかもテーマパークの様な作品でした。「当時の現実とかけ離れている」とのご意見もある様ですが、記録映画ではないのですから、これはこれでファンタジーとしてとても良い作品であると私は思います。 (2007-05-11)
【関連商品も見たい!】
 ・ -ALWAYS 三丁目の夕日-夕日町のひみつ
 ・ ALWAYS 続・三丁目の夕日[DVD豪華版]
 ・ ALWAYS 続・三丁目の夕日 ナビゲートDVD 続・夕日町のひみつ
 ・ ALWAYS 三丁目の夕日 オフィシャル・フォト・ブック
 ・ ALWAYS 三丁目の夕日 o.s.t

Tag : 吉岡秀隆 堤真一 小雪 堀北真希 もたいまさこ

ALWAYS 三丁目の夕日 通常版

【紹介文】
   昭和33年。東京の下町の自動車修理工場に、集団就職で青森からひとりの少女が就職してきた。六子は大きな会社を期待していたが、小さな工場でガッカリ。それに怒った社長の則文だが、やがて六子は則文の妻トモエや息子の一平らと仲良くなり、一家になじんでいく。一方、売れない作家の茶川は、飲み屋のおかみのヒロミから、親に捨てられた少年・淳之介を押しつけられ、一緒に生活することに。最初はけむたがっていたが、淳之介が自分が原作を書いている漫画のファンだと知り、次第に距離が縮まっていく。そんなとき、淳之介の本当の父親が現れ…。
   東京タワーが完成し、白黒テレビが出始めた昭和30年代を舞台に、人情味溢れる下町の人々の心温まるエピソード満載の感動作。堤真一(工場の社長)薬師丸ひろ子(社長の妻)吉岡秀隆(作家)小雪(飲み屋のおかみ)など人気と実力を兼ね備えた役者陣も好演だが、一平演じる小清水一輝のヤンチャさ、淳之介演じる須賀健太のけなげさが、この映画のチャームポイント。また下町の人情がホノボノと胸を打つゆえに、後半のさまざまな別れには泣かされっぱなしだ。昭和の景色を再現したCGも見事だが、やはり映画は映像だけでは語れない。人々のやさしさに、心の清らかさに触れることのできる原作(西岸良平の同名漫画)のハートを山崎貴監督がきちんと映し出したからこそ、感動できる映画に仕上がったといっても過言ではないだろう。(斎藤 香)

【評価】 平均評価: 4.5/ 総数: 191件
[3点] 期待していたのですが…
残念ながら作品に入り込んで、その作品世界に浸るというまでに見ている間到らずに終わってしまいました。
確かに最後は涙しましたし、情景描写も美しかったですし俳優さんの演技も良かったと思います。
一緒に見ていた祖母も(途中で寝てしまっていたのですが)再現された上野駅を見て、「懐かしい」と言っていました。
けれど結局登場人物の誰かなり、世界観に浸り切ることが出来なかったです。
見る前の期待以上の感動も得られませんでした。

理由が何なのか考えたのですが、この映画ってこの時代の人たちの日常を描いていますよね。
よくある話ではあっても、感動するかどうか引き込まれるかどうかは描き方次第だと思うんです。
それで言うなら、この作品は少し大仰だったのかなあと思いました。
あくまでその時代を生きた人の生き様の中でも日常の部分を描いてるんだから、もっと「何気なさ」が欲しかったです。

あくまで演出の好みだと思うので、他のかたのように感動される方も勿論多くいると思います。
少数派かもしれませんが、このように感じる輩もいるということで。 (2008-05-02)
[4点] 良き時代。
とても心地の良い映画です。
監督はまだ若いのに、当時をよく再現しているなあと関心させられました。
と言っても、この映画の舞台になっている時代には自分はまだ生まれていませんので、
再現もくそもないのですが。
自分が生まれたのは大阪万博の少し前なので、この時代からはもうちょっと後になります。
だけどなんだか懐かしい!
無性に懐かしい。

出演している皆さんの素晴らしいこと。
登場する人物達が、なんと魅力的なことか。
この作品に出演されてる役者さん達全員のことが好きになってしまった。
小雪さんがTVでCMに出ているのを見ると、
「早く帰ってきな」と思わずつぶやいてしまいます(笑
堤真一の「スズキオート」は、これぞハマリ役!
「ブンガク」の吉岡くんも卑屈さが上手い!
笑っていてもどこか陰りのある女性小雪さんは、美しさがより哀しくみせます。
掘北真希の方言がかわいく、個人的にはこの作品の堀北さんが一番好きです。
翔んだカップルで初めて見た薬師丸ひろ子ももう母親役が板についてきました。
今でも十分チャーミン・グーです。(byエドはるみ)
須賀健太と吉岡くんの別れのシーンは何度見ても泣けてしまう・・・。

この映画には嫌な人がほとんど出てきません。
どんな時代にも、どんな場所にも、嫌な人がいたり、嫌な出来事は有ります。
しかしこの映画にはほとんど出てこない。
戦後日本の復興に沸く、強くて優しい昭和の人間達の賛歌になっている。
当時を生きていた人達や、邪推する人達の中には、
こんなんじゃない、美化するな、酷いことは沢山あったと言う人もいるかも知れません。
監督は若い。
当然この時代をリアルに生きてきた人ではない。
郷愁。
だからなのかもしれません、こういう素敵な物語に出来たのは。
(2008-05-01)
[4点] ALWAYSの意味とは
昭和30年代の東京下町が舞台の古き良き時代を思わせる物語。
原作は「夕焼けの詩」というタイトルで、「こち亀」や「サザエさん」のように1話完結で構成される。
「三丁目の夕日」という名称は、舞台が三丁目に変わったコミックス3巻あたりから付いている副題。
そして今回の映画化にあたって、原作にはない「ALWAYS」がタイトルに加わった。
今回作品を鑑賞するにあたって最も重要な語といってもよさそうな「ALWAYS」だが、
多くの感想を見聞きしているうちに「意味が分からなかった人が意外に多いのではないか」という気がしてきた。
ここは絶対に落とすわけにはいかないところだと思うのだが。

ALWAYSは辞書的な意味では「ずっと;常に」といった感じだろうか。
原作にないタイトルなので、映画製作者が原作から一歩進んで伝えたかったのだろう。
ALWAYSとは何を指していたのか。
作品を最後まで観れば本当は分かるようになっている。

映画のストーリーは原作のつまみ食いのような感じで、
それだけで終わってしまっては単なる原作へのリスペクトになり、個人的には面白くもなんともない。
また、CGやミニチュアを使って昭和33年を見事に再現していて、製作者も相当力を入れたことがうかがえる。
重要な見所の1つだろう。
それでも、ALWAYSが指していたものは(運や偶然も味方したようだが)なんと実写を使っているようだ。
やはり本当の感動どころはALWAYSにあると言いたい。

ヒント:
DVDなのでもちろん英語字幕を表示させることもできる。
その最も重要なシーンである人物が最も重要なセリフをしゃべるのだが、
ちゃんとその字幕の中には「always」が含まれている。
当時の昭和が描かれると「あれも変わった、これも変わった」と懐古的に感動する。
でも、ずっと変わらないものもあるなら、それはもっと素敵だよね、ということ。
(2008-03-16)
[3点] 名作なのか?
原作は、1974から2008年現在まで続く超長寿コミックスですね。
暇つぶしに入った喫茶店でビッグコミックオリジナルがあったら、「あぶさん」「釣りバカ日誌」の次くらいには読む作品ですね。
もともとの原作が一話完結の短編作品なので、どうやって映画化するのだろうと興味津々でした。原作の設定は活かして、ストーリーはオリジナルと考えた方が良いのかもしれません。

この作品、映画としてはどうですかね。

第29回日本アカデミー賞(2006年2月表彰式)では、主演女優賞(吉永小百合:「北の零年」)以外の最優秀賞を総なめにしたのですが、そこまで評価すべき作品かなと思ってしまいます。
この年の他の作品賞が「パッチギ」「北の零年」「亡国のイージス」「蝉しぐれ」でしたので、妥当といえば妥当だったのかもしれません。
翌年なら厳しかったかも。

賞こそ吉永小百合さん:「北の零年」持っていかれてしまいましたが、小雪さんの存在感は特筆ものです。
もしかすると演技力というより、発する雰囲気の強さというべきなのかもしれません。

吉岡秀隆、堤真一、薬師丸ひろ子、もたいまさこと出演の俳優陣は非常にレベルの高い演技だと思います。
皆さんしっかり抑えた演技で、安心感があります。
若い掘北真希さんも演技しやすい環境だったのでは?

昭和30年代という時代背景から来る「ノスタルジア」「ほのぼの」という設定と、セピアな画像に乗っかった感じで、筋立てや脚本で心が揺さぶられる感じではありませんでした。
だからこそ、二度目三度目に見ても同じように味わえる作品なのかもしれません。
私も星3つしかつけていないにもかかわらず、封切り、CS、CSの録画と3回見てますしね。

そういう点では独特な作品です。
昭和30年代が辛くて辛くて仕方なくて、思い出すのも嫌だという人以外には、極端に嫌う人はいない作品のような気がします。 (2008-02-25)
[4点] 懐かしい時代だが
私はこの映画の背景、昭和30年代前半は大学に入った頃であった。その当時の有様が実によく風景的に描かれていて感激した。人情面でもよいところばかりが描かれているが、果たして本当にあの時代がよかったのかどうかは疑問がある。あの時代を知らない人々には、おとぎ話的によき時代に見えることは確かだろう。 (2008-01-09)
【関連商品も見たい!】
 ・ ALWAYS 続・三丁目の夕日[DVD通常版]
 ・ THE 有頂天ホテル スタンダード・エディション
 ・ 男たちの大和 / YAMATO
 ・ 博士の愛した数式
 ・ -ALWAYS 三丁目の夕日-夕日町のひみつ

Tag : 吉岡秀隆 堤真一 小雪 堀北真希 もたいまさこ

ALWAYS 続・三丁目の夕日[DVD豪華版]

【作品紹介 - Amazon.co.jpより - 】
前作は東京タワーができるまでの夕日町に住む人々の姿が綴られた。今回は東京タワーも完成した昭和34年春からの物語。東京オリンビック開催が決定し、高度成長期へ突入した日本を背景にした人情劇が展開する。
 メインとなるのは今回も駄菓子屋を営む茶川(吉岡秀隆)と、鈴木オートを営む鈴木家の物語。去ったヒロミ(小雪)のことを思い続けながら、彼女が連れてきた淳之介(須賀健太)と暮らす茶川。だがまた実父が淳之介を連れ帰りたいと言ってきたため、安定ある生活を求めて再び彼は芥川賞を目指して小説を執筆。実際に候補者へとなっていく。一方、鈴木オートではこれまでお嬢様として育てられた親戚の少女を預かることになり、またいろいろな騒動が巻き起こっていく。
 個人的に考えさせられたのは、当たり前のように子供たちが親の手伝いをする姿。今では子供だけで買い物をする姿なんてまず見かけないが、本作では勉強や遊びの前に大人の手伝いをする子供たちの姿が描かれていて興味深い。そんな中から人は助け合う心などを学んだのでは? 映画でしか(あとはアニメ『サザエさん』くらいしか)こんな日本らしい姿を見ることがなくなった……というのもなんだか寂しい話だと思う。(横森文)

【ユーザーによる評価】 平均評価: 5.0/ 総数: 12件
[4点] 懐かしみつつ癒される
年代別では懐かしい背景に癒される方も多いでしょう。平和だなぁ‥と言えた時代ってきっとこの三丁目の夕日の頃の時代だったのかな‥と思ってたりします。

グっと込み上げる感動は前作ほどではなかった自分ですが、『続』として是非たくさんの方に見て頂きたいです。
(2008-05-08)
[5点] 帰ってきた三丁目
『続』となった今作は、前作より遥かにベタでご都合主義な話。
しかし、あの町、あの人々に全て意義がある作品です。
前作の世界観に溶け込めなかった人には当然お勧めできませんが、
『三丁目マジック』にかかったら最後。涙枯らしてください。 (2008-05-04)
[5点] 夕日はやっぱり美しい
ヒットした映画の続編にはロクなものはない、というのが通説なんですが、いい意味で「ALWAYS 続・三丁目の夕日」はそれを見事に裏切ってくれました。オープニングには驚いたし、監督のアソビ心に思わずニヤリ。(笑)
前作は、その時代を知らない者にも「なつかしい」と思わせることによってヒットした。その続編である本作は、そういうノスタルジー効果をさらに充実させることに成功している。 

特に私が注目したのは、この時代(昭和34年)にはあったが、今はほとんど消えた(?)ものを巧く描いたこと。それは、まずヒロミ(小雪)が見せる遠慮的な感覚。今なら、好きなんだから好きと言っちゃうところ...。良い悪いは別として「遠慮が美徳」という時代なんだよね。
思っていることをストレートに言うものじゃないという認識。その意味では時代を忠実に再現しています。

24色の色鉛筆、ハンドクリーム、前作からの繋がりであるシュークリーム、指輪ケース、カレーといったアイテム使いの巧さ。タバコ屋には「皇太子妃ご懐妊」という文字も見られるし、出来上がったばかりの東京タワーのエピソードもいい。
ベタな泣かせのストーリーも、茶川の小説の載った文芸誌をヒロミが買おうとして買えず、ラストでやっとその小説を読むという運びも、いっぱい張られた伏線をすべてちゃんと回収する脚本も見事。惜しむらくは、笑えるシーンが少なかったという点くらいか。

それにしても、この作品の時代的「ヴァーチャル度」は中々のものであり、今後シリーズ化しても上手くいきそうな「型」を作り上げることに成功している。個人的には、東京オリンピックの頃の話なんか、すごく観てみたいです。 (2008-04-02)
[5点] 本当に楽しみです!
ついこの間予約しました!やっと、という感じですね。まだ届いていないのですが、もう書いてしまいます。
この映画は昭和のすばらしくあたたかい物語を描いています。僕は平成生まれですが、この時代が大好きです。前作はテレビで見ましたが、とても面白く、感動しました。
そんな映画に続編が出る、と聞いたときには天にも昇る思いでした。(笑
映画館には2回見に行きました。前作とは変わらないあたたかさ、そして前作よりも深い感動がそこにはありました。
そんな映画のDVDが発売されるとなると、もう買うしかありません。映画館に見に行ってない人もぜひ買ってみることをオススメします。はずれはありませんよ! (2008-03-19)
[5点] あたたかく迎えてくれた作品
あの<三丁目の夕日>が第2作ができたので、公開してから
即行でいってきました。あまり感動はできなかったのですが、
このころに生きていた人たちにあたたかく迎えてくれた作品
でした。昭和30年について勉強になったり生きる希望と
いうものを教えてくれました。 (2008-03-19)
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